クーリングオフ・再論(6)

 「すでにクーリングオフの期間を過ぎてしまったのですが、どうしたらいいでしょうか?」
そういったご相談も多いですね。
 というか、クーリングオフの期間って、アッという間に過ぎてしまったりします。

 「もう仕方ないな~」と思わず、あきらめずに契約解除の交渉をしましょう。

 消費者契約法では、勧誘時の誤認を理由とする契約の取消しや、困惑して契約してしまった場合の取消し を定めています。

このうち「勧誘時の誤認を理由とする契約の取消」では、
 1.事業者が、重要事項について事実と異なることを言った
 2.将来における変動が不確実な事項において、断定的な判断を述べた
 3.重要事項またはそれに関連する事項について、利益になることを告げながら、不利益な事実を隠した
という行為によって、消費者が誤認をした場合には、取り消すことができると定められています。

また、「困惑して契約してしまった場合」では、
 1.消費者が帰りたいと意思表示をしているのに、事業者が帰らせない
 2.消費者が、事業者に帰ってほしいと意思表示しているのに、居座って帰ってくれない
という行為によって、消費者を困惑させて契約させた場合、契約を取り消すことができると定められています。

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  • クーリングオフ・再論(7)

    Excerpt:  消費者契約法による取消権の行使には時効があります。  つまり、ある期間を経過してしまうと、取消しができなくなってしまいます(消滅時効)。 Weblog: で、行政書士って、何する人 (・・?) racked: 2007-03-07 03:50